こんにちは、ピアニストの小田切伶夏です😊
今回は小さい子についての自宅練習の注意ポイントについてです。是非読んでいただけると嬉しいです!
レッスン中には生徒さんの様子を見ながらさまざまな注意をするのですが、
小さい子にはよく「足をブラブラしない!」という注意をすることがあり、何故みんな足をぶらつかせてしまうのか…と疑問に思っていた時期がありました。
その理由が判明したのはオンラインレッスンをした時です。
オンラインレッスンでは対面レッスンでは分からないお家での練習環境を伺うことができるのですが、よく見ると足台がない!
対面レッスン時には必ず足台を用意するので全く気付かなかったのですが、たしかにこれは先生の方から伝えないと親御さんも気付きにくいなと反省する出来事でした。
それから足がぶらつきやすい子にはお家の練習時に足台を使っているか聞き、使われていない場合はご用意をお願いしています。
↑足台(補助ペダルなし)
↑足台(補助ペダル有り)
ペダルを使う子であれば補助ペダル付きの足台を用意した方がいいのですが、まだペダルの必要がない子でしたら段ボールや図鑑等を重ねて高さを調節したなんちゃって足台でも大丈夫です!(段ボールの場合は中が空洞だと踏んづけた時に壊れやすく、転倒などの恐れがあるので中を補強し潰れないようにしましょう。)
⭐︎その他代用案
・お風呂の椅子
・踏み台 など…
代用する場合の注意点は高さです。成長に合わせて段々足台も低くする必要があるので、代用品だとその都度物を変える必要があります。
なかなかその調節も難しいので、長く続けられそうであれば思い切って購入することもおすすめします!
そもそも何故足がぶらついていると良くないかというと、実はピアノを弾く時に支えとなるのが足腰だからです。
まだ簡単な曲のうちは指だけでも弾けなくはないのですが、難易度があがるにつれて足腰の支えができていないと腕に余計な力を入れてしまったり、手の形が崩れる原因となります。その為小さい頃から足腰でしっかり支える癖をつけておいた方が良いです🙆♀️
以上、小さい子が自宅で練習する時の注意点でした。
せっかくお家で練習をしているなら、より上達できるよう是非上記のことに注意してみて下さい!
池袋でピアノ教室を開いております。
是非ご興味のある方はホームページの方からお問い合わせ下さい🎹
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